Vol.6「どの通貨で分散するのか」

Vol.6「どの通貨で分散するのか」

みなさんこんにちは。

グローバルインベストメントアカデミーの
両角崇(もろずみたかし)です。

今わたしは大阪へ移動中の
新幹線の中でこれを書いています。

新幹線の車内はとても綺麗で
しかも窓際の席にはコンセントもある。

なんて便利なんだ・・・

日々パソコンを持ち歩きながら
世界中を飛び回るライフスタイルでは
電源を確保できるか否かは死活問題です。

こうしたことは海外では珍しく、
なかなかお目にかかれません。

海外で生活するようになって、
今まで当たり前に思っていた事が
そうではなかったことに気付くのです。

今回もやはりあの違いが目につきました。
そうです。やっぱり、あの差ですね。

詳しくは【編集後記】にて。

さて、前回のGIアカデミー通信では
現在における資産三分法について

つまり、日本円以外の、
他の2つ以上の通貨で
資産を持つことの重要性に触れました。

今回はさらに一歩進んで、
海外のどの通貨を持てばいいのか
その点について少し掘り下げてみましょう。

■□━━━━━━━━━━━━━━━□■
  世界の基軸通貨である米ドル
■□━━━━━━━━━━━━━━━□■

やはり世界の基軸通貨としての米ドルは
今後も外す事は出来ないでしょう。

サブプライムローン問題を引き金に
100年に1度の金融危機と言われた
あの、リーマンショック。
米ドルは大きくその価値を落としました。

これはアメリカという国の信用力が
落ちたと見るところもありますが、

実は市場に大量のお金をバラまく
積極的な金融緩和策を実施し
停滞した経済を持ち直そうとした
ドル安政策をとったことによるものだったのです。

しかし、ここ最近の好調な経済を反映して
長期金利も徐々に高くなってきているアメリカ。

アベノミクスの軸となる政策であり
マネタリーベースで紙幣の量を2倍にする
金融緩和策を打ち出した日本。

両国間の長期金利の差も目立つようになり
今後ますます円安ドル高の傾向が
強くなっていくものと思われます。

資産分散を考えるにあたっては
米ドルは外してはいけないものでしょう。

■□━━━━━━━━━━━━━━━□■
  一番のお勧め通貨である香港ドル
■□━━━━━━━━━━━━━━━□■

現在我々は日本からもほど近い
香港の通貨をお勧めすることが多いです。

香港ドルは米ドルと連動する
いわゆるペッグ制を採用している為
米ドルと両方持つ意味は薄れますが、
実は隠された魅力があるのです。

香港とはご存知の通り、
1国2制度という中国の特別行政区として
独自の税制や通貨を持つことが出来ます。

ですから、成長著しい中国の通貨である
中国元の動きとも深い関係があります。

その中国。
割安な人件費を背景に
自国の通貨を安くすることによって
価格競争力を高め、世界中に商品を輸出し
著しい経済成長を遂げてきました。

しかしながら、
アメリカをはじめとして多くの国から、
中国元が不当に安すぎるとの指摘をうけ
実際にかなりの圧力がかかっている
とも言われております。

現在の国力からすると、
明らかに現在の為替レートは
正しい力関係を示したものではありません。

もし中国元が他の通貨に対して
切り上がるとすると、、、

その中国と深い関係である香港ドルにも
当然のことながら影響が出てきます。

具体的には、中国元と一緒に
切り上がるのではないかと噂されております。

アメリカの経済が良くなっても
中国の経済が良くなっても
どちらにしても香港ドルは上がる
傾向にあるのです。

やはり強い国の通貨を持つ事が
何より大事なのです。

■□━━━━━━━━━━━━━━━□■
  もう1つの通貨は何を??
■□━━━━━━━━━━━━━━━□■

米ドルと香港ドルときて、
次にくる通貨は一体何でしょうか?

それは
「資源国家の通貨」を持つことを
お勧めしております。

こちらはたくさん対象があって
1つだけあげるのは厳しいですが

例えばオーストラリアドルや
ニュージーランドドル、
そしてマレーシアのリンギットなどは
その代表格でしょう。

世界的に金融緩和策が行われ
紙幣が大量に刷られている中で
お金の価値、紙幣の価値は
ますます下落していくことが予想されます。

金余りから結果的にインフレになれば
相対的に現物資産である不動産や
金や銀などの商品、資源などの価格が
上がることになるでしょう。

投資の基本である分散投資の考えからも
こうした国の通貨を持つ事で
為替リスクや通貨下落リスクから
身を守ることが出来るのです。

是非みなさんも1つのカゴに
大切な資産を入れるだけでなく
複数の通貨に換えて持っておく事を
お勧め致します。

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
  これだけは必ず知っておきたい
    経済・マネー用語
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

【本日の言葉:インフレリスク】

物価が継続して上昇する状態である
「インフレーション(インフレ)」が
起こることにより、

相対的にお金の価値が下落し、
保有資産の価値が目減りする可能性
(リスク)のことである。

金融商品などで運用していたとしても
インフレ率(物価上昇率)を下回れば
損をする可能性がある。

また、インフレに伴って金利が上がれば
預貯金や現金などの実質的価値が
下がるのに対して、

株式やコモディティ(商品)などは
価格が上昇することが多いため、
株式・株式投信・ETF・金・プラチナ
などへの投資は、インフレリスクに
対応する(強い)と言われている。

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
  大富豪からのあなたに贈る
   いいね!な言葉
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

「ウオール街や証券会社のセールスマンに
『今の推奨銘柄は何でしょうか?』
と聞くことは、床屋に行って
『今日は散髪したほうがいいかな?』
と聞くようなものだ。」

by ウォーレン・バフェット 世界1の投資家

売って手数料だけを稼ごうとする
セールスマンにアドバイスを受けても
ろくなことがありません。

あなたを儲けさせるのが目的なのではなく、
自らの手数料を稼ぎ、より高い給与を
稼ぐことが目的なのですから。

本人が何に投資をしているのか
最初に聞いてみましょう!!

何一つ投資もしていないような人間に
本当に推奨出来るものなど
分かるわけが無いのです。

自らリスクも取っていないような人間に
本当に良いものなど分かるわけが無いのです。

by 日本人大富豪チャーリーTAKA

【編集後記】

私が海外に出て様々な場面で
日本との価格差を感じていますが、
その中でも身近なところで体感するもの。

それは何か。。。

実は
「交通費」
なんです。。

日本は先進国の中でも物価が高いですし
新興国と単純比較しても
あまり意味がないのですが

さすがにここまで差が開くと
ちょっと考えさせられるのです。
ほんと、海外って安いんですよ。

例えば今回、
東京と大阪を新幹線で移動しましたが、
片道の交通費は15,000円でした。

私はアジアの中の移動であれば
タイガーエアーやエアアジアといった
LCCと言われる格安航空会社を
利用しています。

最近日本でもピーチをはじめとして
LCCはメジャーになりつつありますが、
やはり圧倒的に安い価格が魅力ですね。

通常私はシンガポールを拠点として
動きますが、一例を挙げるとすると、、

タイのバンコクなら約4,000円
フィリピンのマカオまで約7,000円
香港までは約10,000円。

定期的に行われるキャンペーンであれば
マレーシアのクアラルンプールまでは
45分のフライトで約1,000円程度と
バス運賃並みで行く事が出来るのです。

当然お気付きかと思いますが、
上記の価格って、全て飛行機の運賃、
しかも国際線ですからね!笑

面白いですよね。
一体どういうビジネスモデルで
利益をあげているのか。。

住む場所を選択する(変える)ことで
交通費を含めた生活費を下げられる。

小さな積み重ねかもしれませんが、
こういう違いがあることを知っていると
将来に対する不安が和らぐのですね。

日本という国は綺麗だし、安全だし、
ご飯は美味しいし、言葉は通じるし、
とても素晴らしい国であることは
間違いありません。

しかし、それにはそれなりの
コストがかかっていることを
我々は理解しておかなくてはいけません。

新幹線の移動は
改めて日本と海外の違いについて
考えさせられた出来事でした ^^

今回もお読み頂きましてありがとうございました!

ご意見・ご感想・お問い合わせも
お待ちしておりますので
お気軽にコチラから!
⇒ http://academy-global-investment.com/support/inquiry/

それでは、次回のアカデミー通信で
またお会いしましょう!

両角 崇