vol.44「今一番熱いフィリピンの現状」

vol.44「今一番熱いフィリピンの現状」

みなさん、こんにちは。

Global Investment Academy の
両角崇(もろずみたかし)です。

私が何らかの理由で日本に入る際
日本の書籍を買って戻ってきます。

やはり書籍というものは
インターネットなどとは違って

自分の読みたい時、読みたい場所で
いつでも手に取れるから
便利ですよね。。

今回もこちらマレーシアで
空き時間を見つけては
片っ端から読みあさっています。

そして昨日読んでいた書籍の中で
とても興味深いものがありました。

それは、一体どんな書籍なのか?
続きは【編集後記】にて

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   「アジアの病人」が
   重い病を克服した!
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みなさんはフィリピンという国に
どういうイメージをお持ちでしょうか?

フィリピンはかつて経済成長が
数十年にわたって他の国・地域を下回り
「アジアの病人」と呼ばれていました。

また貧困層がとても多く
銃社会制度というのもあって
とても危険なイメージが強いはずです。

しかし、 アキノ大統領政権下において
財政の健全化並びに輸出力向上により

現在アジアで最も高い成長を示す
ほどになっているのです。

2013年第二四半期におけるGDPは
前年比7.5%と高い伸びを示し
中国と並んでトップとなりました。

また、2013年上期全体では
前年比7.6%と東南アジアで
最も高い値を示しました。

世界銀行も
2015年まで毎年6%を超える
経済成長が続くという予測を出しました。

そのような状況を反映し
世界の3大格付機関が揃って
フィリピンを「投資適格国」レベルに
基準を引き上げたのです。

その結果
世界中からお金がこの国に流れ込み
株高、通貨高という状況が続いています。

このように
今フィリピンは世界中から
注目をあびるような存在までになり

日本からも多くの企業が
続々と進出しているほどまでに
成長を遂げました。

では、そんなフィリピンの
強さの秘訣は何なのでしょうか?

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  フィリピンを支えるのは
     ◯◯◯だ・・・
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実はフィリピンの経済を語る上で
欠かせない存在があります。

それは

OFW (Oversea Filipino Worker)
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海外出稼ぎ労働者たちのことです。

現在このOFWは人口の約1割にあたる
1000万人ほどいると言われており

国内よりも所得の高い国で働き
稼いだお金を自国で暮らす家族に
送金しているのです。

その額は実に驚くべき金額であり
2012年の数字では
214億ドルと算出されています。

しかしながらこれは
銀行を経由した送金金額のみであり

実際に手で運んでいる金額も含めると
その額は国家予算(490億ドル)と
同等のものになるとまで言われています。

これだけ大きい送金金額ですから
属人制を採用している納税方式を
採用しているフィリピンの税収にも
大きく寄与しており

まさにフィリピン経済を
彼らOFWが支えているといっても
過言ではないでしょう。

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    雇用機会の増大が
  人口の増加に追いついてない
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一方で問題がないというわけでも
ありません。

フィリピンは現在労働人口が
約4100万人いると言われていますが

先ほど述べたように
その1/4が海外で働いています。

OFWの躍進のお陰で
フィリピン全体の経済が好調だと
言いましたが

これを裏返して言うと
国内での雇用機会が少ないとも
言える訳です。

現在フィリピンの失業率は7%と
タイの0.7%、ベトナムの2%
中国の4.1%と比べて著しく高いです。

また、若年人口(0〜15歳)は
全人口に占める割合の35%にものぼり

人口の増加に雇用機会の増加が
伴っていない状態なのです。

まさにこれから社会に出て行く
たくさんの人たちの受け入れ先が
この国内にはないとも言えるのです。

それを打開する為に
もっと海外からの直接投資を呼びかけ
そこで雇用を創出するとか

現地技術の引き上げをしていかないと
この強い成長もどこかで息切れを
起こす可能性が高いでしょう。

世界中で金余りが続いており
そのお金はフィリピンにどんどん
流れ込んでいます。

一部の地域では
乱発的にマンションやコンドミニアムの
建設が続いており

需要と供給のミスマッチが起きている
いわゆるバブル的な要素を
はらんでいると言わざるを得ません。

現在日本のメディアの中でも
フィリピンは事あるごとに
取り上げられておりますが

投資という観点で見てみると
周りが注目しだした頃には
その旬な時期は終わっており

これからの参入には
十分気をつける必要があります。

ただ、、、、

繰り返しになりますが
フィリピンという国は2040年まで
向こう25年にわたって
人口が伸び続ける国です。

過去の歴史をひも解いても
人口が伸びていく国は
同じように発展していくものです。

まずはこの国の成長の勢いを
自分の目で見て、肌で感じ取るよう
心掛けて下さい。

そしてその成長の過程に
自らの資産を置くことで
メリットを享受できるはずです。

フィリピンは今まさに
高度成長期を迎えようとしているのです。

歴史は繰り返します。

我々がタイムマシーンに乗って
時代をさかのぼることができたら・・・

さて、みなさんは
何をするでしょうか??

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【編集後記】

自分の視野を広げる為に
出来るだけたくさんの分野の書籍を
読むように努力していますが

それほど時間がある方ではないので
どうしても、今必要な知識を
補完してくれるものを
優先して読んでしまいますね ^^;

そんな中
ある一冊の書籍を読み

なるほどなぁ、、、
と頷くことがたくさんありました。

その本は
文章力を鍛える類いのもので

メールなどの短い文章から
報告書のような長い文章まで

具体的な事例に基づいて
正しい言語と表現の使い方について
解説しているものです。

私も現在このお仕事をする中で
このメルマガのように
文章を書く機会が増えて来ており

常々もっと上手に
文章をかければいいな
と思っていました。

その書籍で伝えていることは
実にシンプルで基本に忠実。

でも、かなり奥が深いというか
言葉ひとつ、表現ひとつで
相手に与える印象がまるっきり違う。

特に助詞や句読点の使い方や
副詞や目的語の効果的な使い方は
意外と忘れがちなところだったり

無駄に文章を長くしたり
結論を前に持ってこなかったりと

ついついやってしまいそうなことが
たくさん記載されており

今の自分に当てはまることが多く
う〜ん、、、と、読んでいました。

我々にとってもこの細かな
表現の使い分けは難しく感じますので

外国人からすると
ほんと日本語って難しいのでは
ないでしょうかね?

と思いつつ
今日もマレーシアのオフィスでは

英語とマレー語と中国語と日本語を
自由に、流暢に使いこなしている
現地スタッフがいて ^^;

いや〜、、これからの世界
バイリンガルなんて当たり前。

トリリリンガル目指して
私も頑張らねば・・・

以上、今回も最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございました!

それでは、次回のアカデミー通信で
またお会いしましょう!

両角 崇