vol.35「フィリピンでバブルが起こる仕組み」

vol.35「フィリピンでバブルが起こる仕組み」

みなさん、こんにちは。

グローバルインベストメントアカデミーの
両角崇(もろずみたかし)です。

突然ですが、
みなさんフィリピンと聞いて
どんなイメージを抱かれますか?

貧しくて危険がいっぱい。
出稼ぎの労働者が多い。
街にはストリートチルドレンが
溢れている。。。

たぶん、あまりいいイメージは
持っていないと思います。

7000もの島々からなる
フィリピン共和国、という国。

気候は年中暑くて湿度が高く
陽気でホスピタリティに富んだ国民性。

日本の高度経済成長に続き
アジアで次に成長するのは
フィリピンである!

かつてはそう言われていた時期も
あったようなのですが

結局政情が安定せず、近年まで
「東南アジアの劣等生」
「アジアの巣窟」
とまで言われていました。

しかし、アキノ政権後
長年の問題であった政情が安定し

現在ではフィリピンの株式も
史上最高値を更新し続けてるという
目覚ましい経済成長を遂げております。

また、2008年に起こった
リーマンショックの時ですら
プラスの経済成長であった事は
世界各国からも高い評価を受け

2013年に入って大手格付け会社が
こぞってフィリピンの格付けを

今までの「投資不適格国」から
「投資適格国」にしました。

投資適格国になってから
さらにフィリピン国内に
海外からのお金が集まるように
なってきています。

いわゆる「バブル」が
現実に起こりつつあります。

新興国で起きるバブルは
我々日本が経験したものと違うのか?

それは本当にバルブなのか?
いつ、どのように
それは崩壊していくのか?

その辺は我々海外投資家として
非常に気になる点かと思います。

そこで、今回のテーマは
「フィリピンでバブルが起こる仕組み」
について迫っていきます。

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  フィリピンが今後30年に渡って
    成長する理由とは?
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フィリピンがここまで成長した理由
そして今後30年近くも継続すると
予測される大きな要因は

継続的な人口の増加に加え
^^^^^^^^^^^^
綺麗な三角形の人口ピラミッドが
^^^^^^^^^^^^^^^
寄与しています。

2010年で約9,500万人だった人口が
2040年には1億4,000万人まで
増加すると想定されています。

また、人口を年代別に分けた
人口ピラミッドを見てみると

高度成長期に突入する直前の
1950年の日本のそれと
非常に形がよく似ているのです。

単純に人口が増えていけば
市場が拡大し、内需も拡大しますので

必ず国として成長していきますし
歴史がそれを証明しています。

まさに、日本の高度経済成長期と
同じ流れになりつつあります。

そしてフィリピンの強みの1つは
ほとんどの国民が英語を話します。

意外かもしれませんが
英語を話せる人口の数が世界3位なのです。

インド、アメリカに次いで
フィリピンなんですね。

フィリピンの人件費は、
平均年収が40万円程度ですから

英語圏の先進国は
フィリピンで企業を設立することで
大幅なコスト削減を図れます。

現在ではBPO産業、
特にコールセンター事業が有名ですね。

こういった企業進出も要因となり
フィリピンは大きく経済成長を
遂げています。

そして、不動産開発ラッシュも進み
フィリピン中心部に行けば
建設中の不動産がたくさんあることが
すぐに分かります。

そんな中で経済成長が進むと
フィリピンペソ高が進みます。

みんなフィリピンの成長を
自身の資産形成に取り入れたいので
フィリピン通貨が買われる訳です。

また、これだけ経済が好調ならば
政府もバブル崩壊を防ぐために
金利を上げるのが普通です。

しかし、フィリピン政府は
金利を下げました。

はい。
通常の経済のメカニズムと
逆のことを行ったのです。

それはなぜでしょうか?

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  これは完全にバブルへの道を
    突き進んでいる・・・
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通常経済が好調であれば
国は企業に対する貸し出し金利を
引き上げるなりして
過熱したものを冷まそうとします。

しかし、現在のフィリピンで
金利を引き上げてしまうと
フィリピンペソ高がさらに進んでしまい

輸出競争力を弱めてしまうことを
回避しようとしたのです。

せっかく絶好調なのに
この成長を緩める意味はない!
というフィリピン政府の判断です。

金利が下がると
企業は設備投資を積極的に行い
個人は住宅購入に走ります。

それでなくても
経済が好調で個人の所得が増え
消費がものすごい勢いで行われる国です。

さらには
フィリピンの銀行融資の姿勢も
非常に緩くなってきました。

もともと外国人は
フィリピンのビザを持っていないと
銀行から融資を受けれなかったのですが

一部の銀行で、ビザ無しで融資を
受けれるようにもなりました。

金利が引き下げられ
   ↓ 
企業の設備投資が増え
   ↓ 
銀行の融資も緩くなり
   ↓ 
個人の不動産購入意欲が高まり
   ↓ 
デベロッパーが価格を上げ
   ↓ 
不動産価格が高騰する

これはもう完全に
教科書的なバブルへの流れが
出来上がりつつあります。

まだまだ成長の余地がありますし
フィリピン政府としても

先進各国のバブル崩壊に習い
様々な調整をしているようですが

バブルへの道はなかなか簡単に
止められないのかな、、、
と感じます。

ただ、現実として
フィリピン経済は絶好調です!
(足下調整が入ってますが・・・)

この大きな波を自らの資産形成に
活かすにはどうしたらいいのか?

やはり1つは
フィリピンで不動産を購入するのが
一番の近道かと思います。

フィリピンでは
外国人であっても不動産を
持つ事が可能であるからです。

さらには銀行融資を活用すれば
レバレッジが効いて
資産効率が高まるからです。

そういった成長している国
成長している街の勢いを
自らの資産形成に取り込んで
行きたいですよね!

以上、今回も最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございました!

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それでは、次回のアカデミー通信で
またお会いしましょう!

両角 崇