vol.32「地銀や生保は死あるのみ!?」

vol.32「地銀や生保は死あるのみ!?」

みなさん、こんにちは。

グローバルインベストメントアカデミーの
両角崇(もろずみたかし)です。

今日は香港にて設立している法人の
名義変更を含む諸手続きのため
香港へ日帰りで出張です。

えっ、日帰り!?
確か、マレーシアに住んでいますよね?

そうなんです。

自宅があるマレーシアから
シンガポールのチャンギ空港を経由して
香港のCITI銀行まで
3カ国をまたいだ日帰り出張です ^^;

出来れば香港あるいはマカオにて
1泊くらいはしたかったのですが
ちょっとスケジュールが合わず
泣く泣く地獄の弾丸出張に・・・涙

ちなみに今回の旅程は下記の通り。

03:30 起床
 ↓   ↓

04:00 マレーシア自宅を出発
 ↓   ↓(車)

05:00 シンガポールチャンギ空港到着
 ↓   ↓

06:05 シンガポール出発
 ↓   ↓(LCC@タイガーエアー)

10:30 香港到着
 ↓   ↓(エアポートエクスプレス)

13:00 CITI銀行で手続き
 ↓   ↓(諸手続き・契約)

16:00 CITI銀行出発
 ↓   ↓(タクシー)

17:00 香港空港到着
 ↓   ↓

18:30 香港出発
 ↓   ↓(LCC@タイガーエアー)

22:30 シンガポール到着
 ↓   ↓(車)

23:00 空港内ホテルにチェックイン
 ↓   ↓(一泊)

(翌日)

05:00 お客様と空港内で合流
 ↓   ↓

05:30 シンガポール空港出発
 ↓   ↓(車)

06:30 マレーシア自宅に到着

ふう・・・・

今回は日本からのお客様が
たまたま翌日早朝に
シンガポール空港に到着でしたので

私が直接お迎えにあがりました関係で
正しくは日帰りではないのですが
ほぼ24時間での出張でした。。。

シンガポールをハブにして
どこの主要国・都市へも
ほぼ4時間圏内で移動が可能ですし

格安航空会社のLCCを使えば
移動のコストが格段に安くなり
国内出張に近い感覚があります。

しかし、、、
こういう出張は
確実に命を縮めますね ^^;

お金を借りるとき、と
出張の予定は計画的に!笑

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  国債を買い占めるとどうなる?
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さて、アベノミクスに関する
メリットやリスクを説明していくと

それこそ1冊の本が出来上がりますので
ここでは1つのリスクを例にあげて
書いていきます。

また、これから海外という
無限に広がるマーケットを使って
資産運用・資産形成をしていくには

まずは自らの置かれている立場
つまり日本の経済や金融の仕組みを
理解しておかないといけません。

前回金利や国債について書きましたので
今回もこの流れで1つの側面について
纏めていきますね。

今回のテーマは
「国債の買い占めが引き起こすリスクとは」
について整理してみます。

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  国債の買い占めは大歓迎!?
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アベノミクス下で行われている
大幅な緊急緩和政策の1つに
日銀は毎月7.5兆円のペースで
国債を買い入れしています。

これは国債市場の毎月の出来高の
70%に及ぶ金額となります。

今まで市場にいなかったプレイヤーの
日銀が70%ほどの国債の買い占めを
行うとどうなるでしょうか?

金融機関や個人投資家が
保有してる国債を市場で売りに出せば
必ず買ってくれる日銀さんがいるので
売ることに困ることはありません。

そして、確実に売買が成立するので
国債の価格が上昇していきます。

先にも見てきた通り
国債の価格が上昇することは
国債の金利が下落することを意味します。

例えばですが
国債の金利が下落していくと
10年を超える長期の国債ですら
金利1%を切るような低金利に
なってしまいます。

では、低金利になると
何が困るのでしょうか?

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 地銀や生保を待ち受けるものとは?
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銀行や年金ファンドや保険会社は
国債の利息で運用していますので
この運用益が減るということです。

ここで例を出しますね。

例えばあなたが年金ファンドの
運用を任されたとします。

あなたは国民が汗水垂らして
働いたお金から支払われている
年金の運用を任されたのです。

では、お金を増やすために
預かったお金を何に変えますか?

かなりのプレッシャーがかかりますね。

ここで一番安心出来る運用先は
やはり国債でしょう。

国が潰れない限り
確実にリターンが返ってくると
思われているからです。

ですから
銀行や年金ファンドや保険会社も
多くの資金を国債で運用しています。

しかし、低金利になればなるほど
もらえる利息が少なくなりますので
運用が難しくなります。

エスカレートすれば
国債ではとても運用できないので
株など、よりリスクが高い商品に入れ
結果的に運用リスクが高まる
可能性が出てきます。

また、先程
10年物でも1%を切る利息に
なりかねないと書きましたが

都銀は調達金利を1%以下の低い金利で
資金調達することができますが

地方銀行や生保などは
1%程度の調達金利であるため
金利が下がり続けると
完全に逆ざやとなってしまいます。

ですから
5年物より10年物、そして20年物と
金利の高い長期国債を持つ傾向になり
返済期間が長期化しているのです。
(これはリスクが高まることを意味します。)

そして、日銀が買いをやめたり
それかインフレ率の向上によって
国債金利が上昇(国債の下落)等が
起こった際には、、、

高すぎる国債が逆方向に動きますが
より長期化した国債をもっている
地銀や生保などはここで大きな
ダメージを受ける可能性があります。

つまり、都銀は国債の返済期間を
短期化する方向に動けますが

地銀や生保は返済期間が長期化する
方向にしか動けないのです。

これはアベノミクスによる
リスクの1つだと考えています。

こういうリスクを知った上で
自らに置き換えて
今後自分がどう動くべきかを
考えておきたいですね。

アベノミクスをはじめとする
国の施策が成功するのであれ
残念ながら失敗するのであれ

リスクを回避できる準備、仕組みを
作っておくことが必要なのです。

以上、今回も最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございました!

ご意見・ご感想・お問い合わせも
お待ちしておりますので
お気軽にコチラから!
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それでは、次回のアカデミー通信で
またお会いしましょう!

両角 崇