世界中を混乱の渦に巻き込んだ『新型コロナウイルス(COVID-19)』。戦後最悪とも言える大不況が囁かれる中、この混乱が終息したとしても、今までの生活に戻ることは決してなく、誰もが経験したことのない新しい時代「ニューノーマル」の幕開け。
日本では海外からのインバウンド需要を狙ったホテル・観光業だけでなく、外出自粛の長期化による移動制限で陸海空の企業も息も絶え絶えに・・・不要不急で外食業・小売業・アパレル業も次々に倒産するところが増え、まさに雇用崩壊の足音がヒシヒシと聞こえてきています。
そんな中で、逆にこれまで縛られてきた生き方や働き方を大きく変える時代の流れになってきたことも事実であり、この流れをピンチと捉えるかチャンスと捉えるか、全てはあなた次第。
2011年に日本を飛び出し、マレーシアとタイで計9年間リアルに生活をしてきた両角が語る、海外の魅力とニューノーマル下での新しい生き方・働き方とは?
日本人の多くが知っているようで実は知らない、海外移住(居住)のウソとホントについても、様々な視点からお伝えしていきます。
もともと海外移住といえば、一部の富裕層あるいは引退後の余暇を過ごす方にのみ許された生き方・ライフステージであるイメージが強いかと思いますが、グローバリゼーションの進化に加えて、インターネット環境が抜群に向上したこと、さらにはLCC(格安航空会社)の台頭により、海外での生活がより身近なものになりました。
また、ASEAN諸国に代表されるように、日本の高度成長期真っ只中であるために国の成長スピードが早く、先進国の最先端技術の導入により、カエル跳びのように一気に発展する「リープフロッグ現象」が起きている国の中に自身の身を置くことで、人口少子化問題を抱え、経済成長力がほとんど見られない日本で生活するよりも、コストを抑えながら質の高い生活が送れる可能性が高いのも事実ですし、私がそれを体感してきました。
一方で、新興国経済の発展により、若くて優秀で、かつ安い人材が豊富になってきている今、日本人が世界の中で優遇された時代は終わり、そうした人材との戦いが目の前に迫ってきています。実際に、島国育ちの日本人の語学力は、すでに中国や香港、ベトナムより劣っているという調査結果もあります。
海外移住がゴール・目的ではなく、海外というマーケットを使ってビジネス・起業をしたい人もいれば、子供に対して国際教育を受けさせたい人もいます。さらには自分の趣味を生かしてリタイアメント後の余暇を過ごしたい、そういう人も少なくありません。そしてそれぞれの目的に応じて適する国も変わってきます。
今回の「海外移住のギモン まるわかりセミナー 準備編」の中では、出来るだけ幅広いニーズに応じられるように関心が高いと思われるトピックスを選んでお伝えしています。みなさんが知っているようで意外と知らないような物価の違いや治安の良し悪し、さらには日本の外(海外)に住んでいるからこそ新しく見えてきた点などについても、実データに基づきわかりやすく解説しています。
今すぐ海外移住をするつもりがない方も、海外での生活に興味がある方はぜひご視聴ください!