中川 昌俊 2014/9/25 15:53

決済代行サービスのGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は9月22日、ビットコインのプラフォームを運営するbitFlyerに出資することを決定し、11月からEC事業者などに対してビットコインによる決済サービスの提供を開始すると発表した。ビットコインによる決済サービスを提供する決済事業者は日本初。ビットコイン決済を取り扱うことで、ビットコインの安心感を向上。利用できるECサイトを増やし、ビットコインの流通を増やしていく。

ビットコインは、取引・支払・送金等の承認などに10分ほどかかる仕組みとなっているため、即時決済を求めるECサイトの導入が広がらない理由となっていた。GMO-PGの「ビットコイン決済」は、加盟店と消費者間の支払いをbitFlyer社のプラットフォーム内で完結。前払いのデポジットで支払い、即時決済を可能にした。

ビットコインは相場変動が発生するが、加盟店の相場変動のリスクを回避するオプション(無料)を用意している。

ビットコインは、銀行などの仲介機関を通さず、手数料の負担を抑えられることがメリットの仮想通貨。ビットコインの取引に必要なウォレット(電子財布)の数は、2014年6月で532万ウォレット、2014年末には800万ウォレットに達することが見込まれている。

パソコン製造販売を行うDell inc.、旅行予約サイトのExpedia, Inc.、ブログソフトウェアのWordPress.orgなど大手企業を中心に、 全世界で6万3000件の事業者がビットコインでの支払いに対応している。

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