画像がうまく表示されない方は、 こちらのWEBページをご覧ください。 攻めるが勝ちよ！は 投資の世界ではありえない 「メリークリスマス！」 みなさん、こんにちは。 Global Investment Academy の両角 です。 北海道では50年ぶりの大雪が降り、交通機関の乱れだけではなく日常生活にも相当影響が出ているようですが、関東を中心にその他の地域では、12月としては比較的暖かい日が続き、ホワイトクリスマスは来年以降に持ち越しですね。 続きは【編集後記】にて 2016年を振り返ってみると 色々あった1年でした・・・ 2016年を象徴する漢字１文字として「金」が選ばれたことはご存知かと思います。 オリンピックでのゴールドメダルラッシュや、東京都知事の政治資金問題や、マイナス金利導入に加え、世界的にブレークしたPPAPの金色の服装などが選考の理由だそうですが、みなさんの中での今年を象徴する漢字１文字は何でしたでしょうか？ 世界経済に目を向けてみると、今年も実に様々な出来事がありましたね。 主なものだけ取り上げてみても、、、 ・ イギリスのEU脱退を選択した国民投票 ・ アメリカ大統領選挙による国民2分化 ・ 欧州各国で繰り返されるテロ攻撃 ・ IS（イスラム国）を起点とした民族紛争 ・ 「アラブの春」後のシリア内戦 ・ ロシアのクリミア（ウクライナ）侵攻問題 ・ 欧州での移民・難民問題 ・ 中国株式市場でのサーキットブレーカー発動 ・ 新興国での通貨安 ・ イギリスポンドの大暴落 などなど、、、 どちらかというと世界的には「金」というよりは、 政治・経済上の混乱を表す「乱」や、 民族・宗教上の衝突を示す「衝」という字の方が、しっくりする感じがしますね。 そしてその世界的な混乱ぶりを象徴するように、リスクオンの環境下でその価値を発揮するゴールド（金）に人気が集まり、8月には約2年ぶりにトロイオンスあたり1,350ドルをつけることになりました。（足元では1,130ドルまで下落） また2年以上も前から注目してきた仮想通貨の代表格であるビットコインは、中国元安によって大量の中国元が国外へ流れ込んでいることもあり、マウントゴックスという取引所での不正操作以降の高値をつけ、年初と比べて約2倍の900ドルまで値をあげております。 一方、海外投資を語る上で避けては通れない「為替」については、今年は相当振り回されたのではないでしょうか？ 年初に1ドル120円だったものが、先ほどのゴールドとは反対に夏頃には一時101円台となり、 いよいよトランプ氏が当選するか！？ と世間の大多数がトランプリスクを感じ、さらなる円高を予想してた矢先・・・ まさかのトランプラリーとなり、アメリカのみならず、日本においても、 株式市場は連日右肩あがりの強含みとなり、1ドル120円を目指す展開に。。 FXなどでレバレッジを利かしながらトレードしていた方にとっては、相当神経をすり減らすことが多かったかと思いますし、このメルマガ読者の中に大きな痛手を負った方がいないことを切に願う次第です。 海外投資などやらなきゃ良かった って、ほんと？ また、我々日本人にとって海外投資という観点でいえば、2016年は良い年ではなかったように思えます。 これまで最重要エリアとしてご紹介してきたアセアン諸国での不動産は、経済成長に伴うインフレの進行に加え、行き先を探していた世界中の投資資金が引き続き流入してきたこともあり、一等地での不動産は、物件によっては億ションになるように先進国のものと遜色ないレベルまで上昇してしまい、参加のハードルが高くなってしまいました。 さらには、5000万円以上の海外資産の報告義務やマイナンバー制度導入などにより、以前よりも格段に海外にお金を出しにくい環境になったことも向かい風となりました。 そんな中、日本国内では日銀による継続的な国債購入を含む大規模金融緩和策が継続されたことに加え、ここにきて大幅な円安が進行していることから、日経平均は約1年ぶりに19,400円をつけ多くの方が年末ボーナスで潤ったようですね。 また不動産セクターにおいても、一時期の中国人による爆買いは影を潜めたものの、引き続き海外投資家からの強い需要に加え、マイナス金利導入に見られるような超低金利政策を追い風に、比較的利回りの高い不動産投資への人気が再燃。 その過熱ぶりは、東京都内だけに限らず周辺大都市の不動産価格まで飛び火して上昇していきました。 私も以前からこの流れを注視しており、所有していた2つの収益不動産（一棟アパート）の出口を取ることを決め、6年前の購入時には想定してなかった大きなキャピタルゲインを得ることに成功しました。 このように過去数年間と比較すると、日本国内での投資活動は比較的平穏な1年だったと言えますし、世界的に考えた時にも日本での投資パフォーマンスはかなりよかったのではないかと思います。 さて、2016年の振り返りはこの程度にして、気になる2017年はどうなっていくでしょうか？ 引き続き調子のよい日本国内に重点をおき、アベノミクス（もう古い！？）の恩恵をうけるべく投資活動をしていくのが良いのでしょうか？ 紙面の関係上、そして有料会員様がいらっしゃる手前、我々が考える投資戦略について詳細をここでお伝えすることはできませんが、基本概念・考え方だけ共有させていただきます。 世界はますます荒れていく だからこそ攻めより守りが大事 でも、、、行動をためらわないで！ 今年の年初に弊社が運営している有料会員制投資クラブの会員様向けに、2016年の投資戦略として、「攻め」より「守り」に力を入れていくということをお伝えしておりました。 そしてその基本戦略に沿う形で、お客様に対して提案する商品も、どちらかというとリスクをとって高いリターンを追求していくというよりも、荒れる経済や金融マーケットの中でいかに資産を溶かさないようにするか、それにあった商品も提供しましたし、あるいは税金や相続などの知識をつけて、大切な資産を残念な形で国に取られず継承していくのか、学びながら実践できる環境をこの1年しっかり整えてきました。 基本的には来年2017年も、攻めより守りを重視したスタンスで海外投資を考えていくつもりです。 そもそも投資というと一見攻めのイメージが強いですが、守りから入り、守りをしっかり固めるからこそ安心して攻めに転じられるものなのです。 投資を含む資産運用とは、一発逆転を狙う「投機」とはまったく別物と考えて我々は行動し、みなさんにもお伝えしております。 もちろん今年、日本国内の金融商品や不動産投資などで大きく資産を増やした方はこの中にもいるかもしれません。 ただ、それはあくまでも結果論に過ぎません。 そしてそれは来年以降も続くとは限りません。 投資で失敗する人の多くは、成功したことで気が大きくなり、もっとお金を稼ぎたい！ と欲を出してリスクを取りにいったところ、足元をすくわれることが少なくありません。 世界はきっと今よりももっと荒れてくるでしょう。 そして世界中の国の中で、勝ち組と負け組みが明確に分かれ、さらには社会や企業だけでなく個人間の経済格差がより際立ってくるはずです。 もっといえば、お金（紙幣）の価値や概念自体も大きく変わっていくかもしれません。 ただ、2016年が比較的平穏だったことによって、我々日本人は将来に対する危機意識が希薄になっている気がします。 「なんだかんだいって、大丈夫だ！」 そうした根拠のない思いだけで将来に対する備えをおろそかにすることは、決してあってはなりません。 ただ一方で、変化が怖いからといって行動もせずにその場にずっと立ち止まっていることも正しくありません。 それこそ機会損失であり、リスクの1つとも言えるからです。 変化を恐れず、むしろ変われることを楽しむように、1つでも2つでも行動を起こしていきましょう。 その背中を押すためにも、我々として自らが積極的に世界を動きながら有益な情報をタイムリーに提供していきますし、投資に対する選球眼を様々な経験をたくさん積むことによってより一層、磨いていきたいと思います。 新しい体制での会員制クラブの立ち上げが多少遅れてしまっておりましたが、来年の第一四半期には詳細なご説明ができるように現在急ピッチで準備を進めていますので、そちらも楽しみにお待ちいただければ幸いです。 海外含め幅広い視野でお金に関する情報提供を行い、 日本人のファイナンシャルリテラシーを上げつつ、安心＆豊かな人生を送るお手伝いをする。 それこそが、我々「アカデミー」。 来年もしっかりついてきてくださいね！ 私は今年、５年ぶりに日本国内で年越し＆新年を迎えます。 最近ここ数年はずっと南国でTシャツ＆短パンでのクリスマスと年末年始を迎えていたので、実際どうやって過ごすべきものだったか、やや、浦島太郎気味です ^^; クリスマスといえば七面鳥。 あるいはケンタッキーのチキンがムードを一層盛り上げますが、普段タイでは牛肉や豚肉よりも鶏肉ばかり食べているので、なんかそっちには行きづらく・・・ 思いっきりお寿司をがっついてきましたw いや〜、やっぱり冬でもお寿司は最高ですね！ 今年ばかりは許せ、カーネルサンダース！ 今年の配信は今号がラストとなります。 2017年最初の配信は、1月15日（日）となりますのでお間違えのないようにお含みおきください。 それではみなさんよいお年を！ 以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう！ 2017年からの新税務対策セミナー 中国経済解体新書 HSBC香港の7不思議スッキリ解明！動画セミナー 極東に眠る秘宝！ロシア高金利定期預金セミナー 香港HSBC口座開設 海外投資勉強会 海外資産相続対策セミナー ※本メールの内容は事前の書面による許可なく複製、複写、転載、転送する事を禁じます。 ※本メールは、投資にご興味を持って頂いた方に特別にお送りしているメルマガで、投資学習用に作成されています。 　記載されている内容は、情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 ※ご紹介している事例や数値、市場動向の見通しなどは、この文章を書いた時点での数値を元にした参考例であり、 　将来の利回りや運用成果、市場環境の変動等を保証するものではありません バックナンバーはこちら メールアドレスの変更｜配信解除｜利用規約｜個人情報保護の方針｜お問い合わせ ※メールマガジン配信設定後に退会された場合、退会当日、または翌日にメールが届く場合があります。 何卒ご了承ください。 Global Investment Academy Rm.804, Boss Commercial Centre, 28 Ferry Street, Jordan, Kowloon, Hong Kong info@academy-global-investment.com Copyright(C) GLOBAL INVESTMENT ACADEMY All Rights Reserved. このメールはGIA通信に登録された方にお送りしております。