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みなさん、こんにちは。 Global Investment Academy の両角 です。
11月以降、為替相場がものすごいことになっていますね・・・
たったこの1ヶ月半に対米ドルで約15円も安くなっています。
日本で暮らしていると、為替の動きはそれほど直接的に影響は出ないと思いますが、海外で住んでいる私にとってはかなり切実な問題で・・・・
続きは【編集後記】にて
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米中関係に緊張… トランプ氏発言に社会主義的対応を見せる中国 |
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トランプ氏が米国大統領に当選してから世間がざわつくことが多くなりました。
特に最近では、37年もの間、米中関係の基礎となってきた、中国大陸と台湾がともに「中国」に属するという考え方、「一つの中国」という原則について、「我々はその原則に縛られない」という発言をしたことに対し米中間に緊張が走っています。
トランプ氏としてはテレビ番組で軽い気持ちで発言したのでしょうが、中国側としては深刻な懸念を表しています。
そして今後のアメリカのスタンスに応じ、中国で事業を展開する米企業に対して報復する可能性まで示唆し、すでにその報復の対象となるリストを作成しているとのことです。
こちらに対しアメリカとしては慎重な対応をしてほしいものです。
大統領選の時からそうでしたが、トランプ氏の発言は今後どこでマイナスサプライズを起こすかわかりませんので、十分な注意が必要ですね。。
ただ、、、この出来事について側から見ると、中国側が表した姿勢に対して危なっかしさを感じざるを得ません…(汗)
中国国内の米企業に報復!?
トランプ氏の挑発的な発言は確かによくありませんが、現段階で政府が企業の報復にまで話が行ってしまうのは行き過ぎでは?
と思ってしまいます。
これは通常、先ずは国同士で話し合って…ということになるのでしょうが、それを飛び越えて、じゃあ米企業に制裁を・・・。 というのは社会主義国家ならではの、政府の意向で企業をいかようにもできる! という姿勢に見えてしょうがありません。
民主主義社会では考えにくいことですよね。。
中国政府のこうした姿勢に対するリスクは様々な企業が感じており、その回避のためアメリカ、ドイツ、イギリス、日本などの海外企業が中国から撤退する動きが加速しています。
確かに14億人の巨大なマーケットがあっても、このようなリスクがあれば「撤退」という選択をしてしまうのもよく分かります。
さらには中国国内でもリスクとして認識されており、財産を取り上げられてしまうという危機感から経営者や富裕層の中での海外移住もブームになっています。
「中国国際移民報告」によると、1,000万人民元(約1億7,000万円)以上の資産家の60%はすでに海外に移住したか、移住を考えている。
1億人民元(約17億円)以上の資産を持つ企業経営者は、その27%がすでに移住し、47%が移住を検討しているというデータが出ています。
海外企業についで中国国内の富裕層までもが、次々と国外へと出て行ってしまっている。
これは近年の著しい経済低迷の中、さらなる深刻なマイナス要素となってしまっています。。。
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そうは言っても中国国内の人気エリアの不動産価格は未だに上昇していますし、海外の不動産や企業を何億、何兆円を投じて買収したり開発したりしています。
また、日本での爆買いこそ無くなったものの、韓国では中国人観光客が国慶節に5,000億ウォン(約50億円)を消費し、前年比23%増となったなど相変わらずの消費力の高さもあります。
そしてさらには経済低迷と言われつつも6%強の経済成長をしているのであれば、表面的にはかなりいいペースで成長しているように見えます。
中国経済については、10年ほど前から「崩壊する」と言われる中、ずっと崩壊せずにきており、なんだか中国経済は良くはなさそうだけど結局のところ大丈夫そうですよね^^
・・・
その油断、一度しまってください(汗)
まず、上記でお伝えした経済成長率。 果たして本当でしょうか…?
あるデータとあるデータをつき合わせてみると・・・
あれ…??? 不思議な結果に。。。
そして不動産にしても、ゴーストタウンの数が異常で需給バランスが全然合致していない。
などなど、、あらゆる局面で問題が出てきています。
そして中国が今まで持ち堪えて来られた理由として、輸出で得た4兆ドルもの蓄えがあったことがあり、その資金を使ってゾンビ企業を支援したり、人民元を操作したりしてきた経緯があったのですが、、、
世界的な景気低迷が続く中、過剰生産でどうしようもなくなった在庫をダンピング輸出(※)せざるを得ない状況のため、豊富にあった資金も枯渇してきているのです。。。
こうした状況から、中国が経済を維持できるのはせいぜいあと数年であると多くの専門家が口を揃えて言っています。
※ダンピング輸出
採算を無視した低い価格で商品を投げ売りする輸出のこと。
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中国経済が崩壊した場合、リーマンショック以上の大きな波紋を呼ぶことになると言われています。
そして多くの複雑な問題を抱えており、そのバランスはいつどこから崩れるか分かりません。
というか、現状すでにどこから崩れてもおかしくないのです。
知れば知るほどこれはマズい。。。
油断している場合ではないということに気づくと思います。
2016年世界4大ショック「ABCDショック」の話は以前いたしましたが、ショックとしては最大規模となるであろうC:チャイナショックの足音が、いよいよ聞こえてきているように思います。
こちらに対しては、皆さん個人個人がその実態を正しく理解し、何かしら対策を打っておかないと、そうなってしまった時に大きな損失を被ってしまうことは間違いありません。
しかし、世界第2位のGDPを誇る社会主義国家の経済は非常に複雑です。
その複雑さゆえ情報全てを把握することは難しく、メディアで「中国経済崩壊」などというワードをよく目にしますので、表面的に中国ヤバイ! バブル崩壊! などと思われている方も多かったりするのではないかと思います。
ですので、実態を把握し、理解頂く。
そして今後の投資活動にお役立て頂くために、
本当のところどうなのか? というのを
紐解いて、動画でまとめて解説いたしました。
中国経済について、いくつもの本や論文が出ていますが、フラットな目線でお届けしております。
『中国経済の解体新書』と名付けた今回のコンテンツ。
目次は以下の通りです。
第1章 中国GDPの謎
第2章 中国経済が抱える様々な問題点
第3章 中国最大のリスクとは?
第4章 今後の対策について
どうぞこちらからご覧ください!
(約60分の講義です。 動画、音声、資料もダウンロード頂けます)
GIA通信をご購読の皆様には、日頃の感謝を込めて、通常価格980円のところ、498円にてご提供いたします。
関連の書籍を買うより手軽に学べますのでぜひご確認ください!
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弊社アカデミーは香港法人のため、お給料は全て香港ドルで支給となります。
例えば毎月のお給料が10万香港ドルだと「仮定」して^^
為替変動が大きかった今年1年。 日本円ベースでどのように推移したのか?
それがこちら
一番多い時は、1月で「152万円」
一番少ない時は、8月で「130万円」
その差が22万円・・・・
半年間でそれだけ振れちゃうと嬉しいような悲しような、、、、何とも言えない気分です。。
ただ、これはもちろん日本円に換算した時のことであって、通常海外で得た外貨は為替リスクを負わないためにその国で使う(+運用する)ことを前提としますので、こういうシミュレーションはあまり意味がないのですが、改めてこうしてみてみると今年1年の為替変動の大きさがとてもよく分かりますね!
来年の為替はどのように動くのか・・どなたか知ってたら教えてくださーい ^^
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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう! |
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